「行きたい企業がない」就活生へ。自分だけの「志望企業」を見つける4つの基準

 皆さん、毎日お疲れ様です。就活を進める上で行きたい企業を見つけることがマストですが、なかなか最初から自分の行きたい企業 (志望企業) を見つけるのって難しいですよね、、、私自身も就活をし始める時、志望企業を探すことにかなり苦労しました。以前に【偏差値50から大手狙い】今すぐできるリアルな就活の進め方を解説!」という記事を書かせていただきました。まだご覧になってない方は是非ご覧ください。リアルかつ具体的な就活の進め方を把握できます。先ほどの記事には、「就活 四季報」を使って大企業リストの中から志望企業を見つけようという内容などを書きましたが、そもそも総合版には1300社くらい掲載されているので、日本の大企業の割合は約0.3 %といえど、1300社の中から自分の行きたい企業を探すのはかなり大変ですよね、、なのでまずは、タイトルにあるように「4つの基準」を用いて、自分は何を大切にして企業を選びたいのか明確にする必要があります。その基準を踏まえながら就活 四季報を使えば、間違いなくあなたの志望企業が見つかります。少しでも就活を進める上でお役に立てたら幸いです。実体験に基づいたESや面接の攻略方法については、「【偏差値50でも内定を掴む】大企業に受かった僕がやったES・面接の全戦略」という記事を作成しています。こちらも間違いなくお役に立てると思いますので、ぜひご覧ください。

【この記事から分かること】
・将来、社会人として働く上で、自分が大切にしたい基準を明確にすることで、志望企業が見つかる!

働きたい業界は?

 まず業界です。業界を定めることで大企業・上場企業の約1300社のうち、大幅に志望企業を絞り込むことができます。業界と言っても色々ありますよね、、、私自身、就活を始めた際はどのような業界があるのかさえ分かりませんでした。私と同じような方もいらっしゃると思うので、表にまとめたものを以下に示します。

日本の主な業界分類

大分類含まれる主な業界・企業例特徴・役割
メーカー
(製造業)
消費財:食品、化粧品、自動車、家電
素材・部品:鉄鋼、化学、電子部品機械:工作機械、産業用ロボット
製品を企画・開発し、製造して販売する。日本の産業を支える基幹産業。
商社・流通
(卸売、小売)
商社:総合商社、専門商社
小売業:百貨店、スーパー、コンビニ、EC
物流・運輸:鉄道、航空、海運、倉庫
商品やサービスを売り買いし、市場に流通させる。消費者と生産者をつなぐ。
金融
(金融業、保険業)
銀行:都市銀行、地方銀行
証券会社:投資銀行、ネット証券
保険会社:生命保険、損害保険
お金を「貸す」「預かる」「増やす」ためのサービスを提供する。経済活動の血流を担う。
サービス・情報通信
(IT、コンサルなど)
IT:ソフトウェア、Web、通信
コンサルティング:経営、IT
インフラ:電力、ガス、鉄道
その他:人材、広告、飲食、観光
形のないサービスや情報、専門的な知識を提供する。現代社会の生活を豊かにする。

 まずは上記の表を参考にして、行きたい業界を見つけてみてください。理系の方は専門分野があるので決めやすいと思いますが、文系の方はもしかしたら業界を選ぶだけで迷うかもしれないです。そのため、ホワイトな業界ランキング、給料が高い業界ランキングについてもAIの最新モデルを使って調べてみました。一例として参考にしてみてください。

【ホワイトな業界ランキング】(傾向別)

1. 総合的に評価が高い業界

  • インフラ業界(電力・ガス・鉄道): 安定した事業基盤と、労働環境が整備されている企業が多い
  • 医薬品・医療機器業界: 高い利益率から、給与水準や福利厚生が充実している企業が多数ある
  • 化学・素材業界: 参入障壁が高く、安定した需要があるため、経営が安定している

2. 離職率が低い傾向にある業界

  • 電気機器: 多くの企業が離職率の低さで評価されている
  • 食品業界: 景気に左右されにくく、企業の安定性が高いため、長く働ける環境が整っている

3. ワークライフバランスが取りやすい傾向にある業界

  • IT業界は、フレックスタイム制やリモートワーク制度が充実している企業が増えており、働き方の自由度が高いと評価されている
  • インフラ業界自動車業界は、有給休暇の取得率が高い傾向にある

【給料が高い業界ランキング】⇒その分、仕事内容がハードであることはお忘れなく、、

1位: コンサルティング

平均年収が非常に高いことで知られている。特に戦略系コンサルティングファームは、入社数年で年収1,000万円を超えることも珍しくない。企業の経営課題を解決する専門性の高さが、高額な報酬に結びついている。

2位: 医薬品・医療機器

研究開発に多額の投資が必要なため参入障壁が高く、特許による独占的な収益が期待できる。その結果、企業利益率が高く、従業員への給与として還元される傾向にある。

3位: IT・通信

ITコンサルタントやシステムエンジニア(SE)などの専門職は、高いスキルが求められるため給与水準が高い。また、ウェブサービスやAIなどの成長分野は、成果に応じて高年収を得やすい環境。

4位: 金融

銀行、証券、保険など、お金を扱う業界は全体的に給与水準が高い。特に投資銀行や資産運用会社は、成果報酬型の給与体系が多く、年収が非常に高くなる可能性がある。

会社の知名度優先?職種優先?

 業界をある程度絞ったら、次は会社の知名度を優先するのか?それともやりたい職種を優先するのか?です。例えば研究開発職をしたいとして、知名度の高い企業の研究開発職はもちろん入社するのが難しくなります。逆に職種を選ばなければ知名度の高い企業に入ることも可能です。わかりやすい例として、偏差値50程度の大学から大企業の中でも超一流と呼ばれる企業に入ることも可能です (職種を選ばなければ)。例えば建設業界では、超一流企業に入れたけど仕事内容は、高卒の現場作業員の統率を取るために、夏も冬も外の現場で一緒に働く。ということもあります。
 どうしてもこの企業に入りたいから、研究開発職じゃなくて生産管理・品質管理職で入社を狙うのも1つの手です。自分は知名度か、職種かどちらを優先したいか考えてみてください。

働きやすさ (ホワイトさ) 優先?年収優先?

 一般的に給料が高いことと働きやすさ (ホワイトさ) はトレードオフの関係です。「給料が高い=その分、仕事内容もハード」というのは忘れないようにしてください。とは言え、1000万以上を狙うのであればやはり仕事もハードである印象がありますが、700-800万程度であれば給料がある程度高く、働きやすさ (福利厚生などの充実度、休みやすさ) も高水準を保てる企業もたくさんあります。(個人によって年収が高いのレベルも違いますよね、、700万あれば高いと思う方も結構いると思います)。先ほどお示ししたようにホワイトな業界ランキング (総合評価が高い) の所に記載されているインフラ、医薬品、化学系は働きやすさと年収レベルを両立しやすい業界だと思います。私自身の実感や友人の話を聞いていても、割と合っていると思います。両立したい方々は、これらの業界も視野に入れてみてはいかがでしょうか?

勤務地は大事?実家から遠くても良い?

 最後に勤務地です。勤務地については配属によってどこになるか入社後にしかわからない部分もありますが、例えばこの企業なら東京または大阪が候補の勤務地、などといった具合で就活 四季報を見ればわかります。それらの情報を踏まえ、本当にその勤務地でよいか?考えてみてください。その時に実家からの距離も考えると良いと思います。実家から離れててもいいやと思うなら、特に考える必要はないですが、帰省などのことも考えると実家からの距離も結構重要な要素になると思います。(実家から離れていると帰省にお金もかかるし、気軽に家族に会えないことも認識しておいて頂きたいです。)私自身は実家から離れたところで勤務していますが、もう少し実家から近い勤務地候補がある企業にしてもよかったな~と後から思いました。

まとめ

 これまで紹介した「4つの基準」から、志望企業を探せば間違いなく自分の行きたい場所が見つかると思います。入社後のことも視野にいれ、後悔の無い就活ができることを祈っています。最近では転職も一般的になってきているので、そこまで重く考えすぎる必要もないと思います。
 最後まで読んでくださりありがとうございました!少しでもお役に立てたら幸いです🙇🏻‍♂️

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